幼児教育・育児

「アート×教育」の本『こころと頭を同時に伸ばすAI時代の子育て』を実践してみた感想

いおり
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こんにちは!いおり(@iori_holoholo)です!

私は子供が絵を描いたり工作をしているところを見るのが大好きです。

きらきらとした表情。

自由な発想。

完成したものも好きですが、それよりも子供が取り組む工程を見るのが好き!

そしてアートによって育まれる子供の心にとても興味があります。

今日は私が「教育×アート」のバイブルにしている大好きな本を紹介します。

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あなたはお子さんの絵に対して

「上手だね!」

「これは何?」

「ここにも描いたら?」

などの声掛けをしてしまっていませんか?

これ、全部良くないんだそうです・・・!

私の過去の話

まず、私の心に残っているアートにまつわるちょっと悲しい過去の思い出話をさせてください。

小学生の時の話です。

私は小さいときから絵や工作が大好きでした。

ある日、父親がのこぎりで木を切ったときに出たぱらぱらとした木くずがすごくきれいに見えました。

そして、どうにか使えないかと思考錯誤を開始。

ボンドと混ぜて丸いものを作ったときにはおじさんに「う〇こ?笑」と言われました。

別の日には絵の具で色水を作り、そこに木くずを漬け込んでみました。

しばらくして取り出し、乾かしてみると、思った通り、うっすらと色のついた木くずが出来上がりました。

その木くずを使って、砂絵ならぬ木くず絵を完成させたのです!

私としては大成功!

これを発展させれば面白い作品ができる!とわくわくしました。

記念すべき木くず絵の第一作目。

そこそこ時間がかかったし、私としては結構満足感に満たされていました。

「母さんに見せよう!何ていうかな!」

と思い見せに言ったら、母はなんて言ったと思います?

 

「ふーん。」

 

でした。

もうね、完全に気持ちが萎えました。

今でもよ~~く覚えています。

母はわかりやすいモチーフだったりぱっと見上手に絵を描いたときには褒めてくれました。

でもこの時は純粋に「なにこれ?」と思ったんでしょう。

木くずを丸めたものを「うん〇?笑」って言ってきたおじさんもそれが何だかわからなかったからからかったんだと思います。

 

この時私が学んだことは、

大人に分かりやすいものを上手に作らないと褒められない。

ということでした。

小学生の時には絵を描いて賞をもらうこともありましたが、基本的には先生が喜びそうなものを描いていました。

自由な発想や表現をかき消してでも褒められたい。

それが子供のころの私であり、多くの子供たちが求めてしまうことかもしれません。

子供は褒められることが大好きですよね。

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出産前からこどもとアートを楽しみたいと思っていた

大人になった私は一応デザイナーと名の付く仕事をし始めました。

物を作ったり絵を描く楽しさを知っているから、子供とアートを楽しみたいと子供を産む前から思っていました。

アートを楽しめると、世の中にある様々なものが魅力的にうつると思うんです。

きれいだな。面白いな。と感じるものが多いって素敵ですよね。

最初は純粋に子供と一緒にアートを楽しみたい気持ちだけだったのですが、調べていると、アートが子供の心を育てるのにとても良い働きをすることを知りました。

そして、親の寄り添い方によっては子供の心に良くない影響を与えうることも。

こころと頭を同時に伸ばすAI時代の子育て

「アート×教育」についてとても参考になったのはこちらの本です。

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著者は花まる学習会取締役の井岡由美さん。

花まる学習会代表の高濱正信さんが監修をされています。

井岡由美さんは、子どものための創作ワークショップ「Atelier for KIDs」や0~3歳のママのためのクラス「WORKSHOP for MOM!」を開催されています。

 

正直に言うとこちらの本、表紙を見ただけではどんな内容が書かれているのかわかりませんでした。

いおり
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AI時代の子育て?

手を動かしながら非認知能力を伸ばす?

・・・どういうこと?

少なくとも、アートがメインの本だとは思わなかったです。

でも、読んでみたら私にとって超ど真ん中のアートの本でした。

 

今注目されている「非認知能力」を伸ばすために、アートは有効な手段であること。

アートで自己表現をする子供に対して大人はどうかかわっていくべきか。

 

著作権的なことも気になるので詳しくは書かないでおきますが、本に記載されていた大人のための「6つのやくそく」が、Atelier for KIDsのHPに掲載されていたので、これだけは読んでおいてもらいたいです。

↓こちらです。

ARTのとびら グランドルール

いおり
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本当は本を読んでもらいたいです。

 

最初に私の過去の話を書きましたが、この本を読むと納得できました。

上手に描かないといけないという思考は、他人の評価を気にした生き方をすることにつながります。

子供のアートを肯定することは、子供自身を肯定することにつながります。

実践してみた感想

実際、我が家ではこの本を参考にして子供たちとアートを楽しんでいます。

大人のための「6つのやくそく」にならって

  • 子供がやっていることに手を出さない
  • 集中しているときに声をかけない
  • 上手だねと言わず感じたことを伝える
  • これは何?と聞かない
  • こうすれば?などと自分の価値観を押し付けない
  • 自分はどうしたいのか、に向き合う

上記のことを意識して娘を見守るようにしています。

この時感じたのですが「見てくれてる」「認めてくれてる」って感じられることが大事で、誉め言葉とか基本必要ないんだなと。

娘の作業を見守り、完成したら壁に貼り、その日の夕飯を食べながら

いおり
いおり
今日これ描いたんだよね。
まるパパ
まるパパ
へ~!そうなんだ!パパこれ好きだな。
たま
たま
そうなの!これは○○で、えのぐをね、こうしてね・・・

なんて会話してる時の娘は、とっても幸せそうな顔をしています。

 

私が娘に「これは何?」と聞くことはなくなりました。

聞かなくても何かを描いた場合ははりきって教えてくれます。

ちなみに私が絵を描いたときには、娘は

たま
たま
まま、これ花火でしょ!お花!?何!?

質問攻めです。笑

 

娘の作品に対して、「これは何?」って聞いてくる人がいます。

それはおばあちゃんたちだったりするのですが。

でも今のところそれを止めたりはしてません。

おばあちゃんが作品に興味を持ってくれてることはうれしいはずだし、子供たちと長い時間を過ごす私が子供たちの自由を受け入れることが大切だと思っているからです。

(あまりにしつこく言ってたら止めるつもりです。)

 

でも、やはり様々な場面で悩みます。

これは3才娘と1才息子と作ったのれんです。

のれんを作ろうと思ったわけではなく、なんかカタログで遊んでたらのれんになったという感じでした。

子供たちはとても喜んでいて、中に入ったり出たりして楽しんでいました。

でも、完成させるまでの間にずっと楽しんでいたわけではありません。

3才娘が一生懸命きれいに作っている横で、きゃっきゃと壊す1歳息子。

もちろん3才娘は怒ります。

この時の声掛けが難しいんです。

悩みましたが私はこのように声掛けしました。

いおり
いおり
今は3人で作っているから、みんなで楽しい気持ちで取り組める言い方で言えるかな?
いおり
いおり
弟がちぎっても簡単に直せるから大丈夫。ママも一緒に直す。
いおり
いおり
でもあなたの気持ちはわかる。ひとりで作る時には自由にやろう?

この本に書いてあることを実践するならば、娘一人の環境のほうが親としては関わりやすいです。

私の声掛けだと、結局娘に我慢させている・・・

娘の自由より、楽しくいることや協力することを優先させたけど、それで正しかったのだろうか・・・

まだまだ小さい弟がいる状況で、どう実践するかというのは今後の課題になりそうだなと感じました。

こちらは貼り絵の虹。

いおり
いおり
折り紙をちぎって虹を作らない?

と声掛けして始まりました。

虹の配色をネットで調べてテーブルに置き、見守っていましたが、私がこの時考えていたのは、

いおり
いおり
(これってただの作業じゃない?)

でした。

私に誘われて「虹」をモチーフに「貼り絵」という手法を使って「虹の絵を見ながら」作業している娘。

集中して黙々と手を動かして取り組んでいたので良いのですが、これってアートなんだろうか・・・

と悶々と考えて見守っていました。

出来上がったものはカラフルで、ひねくれた言い方をすれば万人受けする仕上がり。

ですが、

いおり
いおり
(娘は楽しかったのかな?集中してやっていたけど、どんな気持ちだったのかな?)

と、口には出さないけど私の心はもやもや・・・

考えすぎかもしれないですけどね。

 

この作品で私が心得たのは「これ作ろう!」と提案するにしてもやりようによって完成形が変わるものを提案するべきだということ。

アートキットなどを選ぶ時もそうですね。

 

「こころと頭を同時に伸ばすAI時代の子育て」には、創作レシピがついていますが、なるほどなぁと思わされるものばかり。

方法がわかりやすく、個性が出やすい。

とても取り組みやすいレシピです。

 

お子さんは家でお絵かきをしますか?

何か作ったりしますか?

その時の声掛けでお子さんの心をはぐくみ、

絵も人生も本当に好きなように描ける子どもに

なってもらいたいですよね。

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いおり
いおり
最後まで読んでいただきありがとうございました!