この度、ヤマハのキーボード『piaggero(ピアジェーロ)/NP-12』を購入しました!
今回の記事では、購入したきっかけや使ってみた感想をまとめていきます。
私は特別楽器に詳しいわけでは無いので、普通の母目線での話になります。その点ご了承ください。
また、購入までの話はいいからピアジェーロの紹介を読みたい!という方は目次から「ヤマハ『ピアジェーロ/NP-12』の紹介」に飛んでくださいね。
それではいってみましょう!
キーボードを購入しようと思ったきっかけ
我が家の娘(この記事を書いている時点では年長)はピアノを習っていて、すでにうちにはヤマハのクラビノーバという電子ピアノがあります。

それでもキーボードを追加で購入した経緯をまとめます。
電子ピアノがあるのにキーボードを購入した理由
電子ピアノがあるのにキーボードを購入した理由は2つです。
- イベントでピアノを弾けるチャンスがあったから
- 夫の実家に置けるから
先日、子ども向けのハロウィンイベントが開催されるというお知らせが届いたのですが「一発芸を披露してもいい」という内容が書いてありました。
それを見た私、真っ先に思いました。
楽器演奏は人前で弾いてなんぼだと思っているので、このようなチャンスは逃したくありません。
しかも、娘は人にピアノを聴かせるのが大好き!家にだれか来た時も真っ先にピアノを披露します。
娘にこのイベントの話をすると案の定ノリノリになりました。
しかし移動できる鍵盤楽器は持っていなかったし、イベントの主催者さんも用意できないとのことだったので買うしかない!と思い切りました。
買ったとしてもまたどこかで弾くチャンスがあれば使えるし、むしろそのチャンスを作っていきたいと思ってます。
ただ我が家は狭いマンション暮らしで、すでに電子ピアノがリビングのスペースを陣取っています。
ここに新たにキーボードを置くのは難しく、買うなら実家行きです。
でも以前娘がじいじばあばに「じいじのうちにもキーボードを置いてほしい!」と頼んでいて、じいじがまんざらでもない反応をしていたのを覚えていた私。笑
夫に言って確認してもらうと、快くOKしてくれました。
我が家の子ども達は週に最低でも2回は実家に行くので、全然使わないなんてことにはなりません。
逆に娘が弾き過ぎてうるさいかもですが、毎日じゃないから大丈夫かなという話になりました。
キーボード・電子ピアノ・アコースティックピアノは別物

大前提として、キーボードと電子ピアノとアコースティックピアノはそれぞれ用途が異なる別物です。
我が家は娘がピアノの練習をするにあたり、電子ピアノを購入しました。
その時は家とお金の関係でアコースティックピアノの選択肢はなかったために電子ピアノを選びましたが、やっぱりアコースティックピアノは全然違います。
電子ピアノじゃあ音色や余韻やタッチ感、何においても表現の幅が狭くなるし、表現力が磨ききれないと思ってます。(あくまで私の感想)
娘のピアノ熱や住居がこの先どうなるかわからないけど、いつか可能になる日が来たならアコースティックピアノを購入したいです。
今回キーボードを購入しましたがそれはあくまで外に持ち出したり実家で楽しむ用で、練習用ではありません。
キーボードのタッチ感はとっても軽く、電子音。電子ピアノとは兄弟くらいの近さを感じるけどピアノとは顔の知らない親戚くらいの距離があるように感じます。
キーボードの気軽さって良いよね

キーボードの良いところは何と言っても持ち運びできること!
そして、手を出しやすい価格なので気軽に始められること!
ピアノを始めようか迷ってるときに、アコースティックピアノを購入するのはもちろん電子ピアノを購入するのも結構ハードルが高くないですか?
我が家は娘がピアノを始めたときに電子ピアノを購入しましたが、その前に自分用でコルグのキーボードを購入して使ってました。
また私が子どもの頃は実家に機能の多いキーボードがあったり、祖母の家に古いアコースティックピアノがあったりして、なんとなーくこれなら触りたい(娘に使わせたい)けどこれは嫌みたいな感覚が自分にありました。
その感覚が全くない状態ならば、ひとまず気軽に始められるキーボードはとっても良いですよね!
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ヤマハ『ピアジェーロ/NP-12』を選んだ理由
あれこれ検索して最終的にピアジェーロNP-12を購入しましたが、選ぶまでに自分の中で基準をはっきりさせたり、ピアジェーロの別の機種との比較もしました。
キーボード選びの基準
キーボードを選ぶにあたって自分の中にあった基準が以下です。
- シンプル(光らない)
- 鍵盤が61以上
- ヤマハ
- タッチレスポンス機能つき
まず①。キーボードって内蔵曲がたくさん入ってたり子どもが簡単に弾けるように鍵盤が光ったりするものもありますが、そういった機能は我が家には必要ありませんでした。
娘がピアノを習ってるので光ってガイドしてくれる機能はどっちかという邪魔かなと思ったのと、昔あれこれ機能のついてるキーボードを持ってたけどほとんど使わなかった経験があるからです。
光ったりする楽しい機能にコストをさいた製品よりもタッチ感や音にコストをさいた製品を買いたいと思いました。
②の鍵盤の数については、娘の楽譜を確認したところ61以上あれば今のところ足りるかなと思いました。そのうち足りなくなるかもしれないけど何年かはもつかなと。
③のヤマハについてですが、娘のピアノ教室で使われているピアノがヤマハだったので、電子ピアノもヤマハを選びました。
キーボードはメインの練習用としては使わないのでなんでも良いとは思いましたが、検索してるとどうしても目につくわけです。単純にヤマハを信頼してるし好きなんですよね。
④のタッチレスポンス機能ですが、弱く弾けば小さな音が、強く弾けば大きな音が出ることによりかなり表現の幅が広がるので必須の機能だと思いました。
これらの条件を念頭に検索して値段的にも良いと思えたのが、『piaggero(ピアジェーロ)/NP-12』でした。
ピアジェーロシリーズは2種類ある
我が家は『piaggero(ピアジェーロ)/NP-12』を購入しましたが、piaggero(ピアジェーロ)シリーズはNP-12とNP-32の2種類があります。
違いについてはこちら。
| 機種名 | 鍵盤数 | 音域 | グレードソフトタッチ |
| NP-12 | 61鍵 | C1~C6 | 非搭載 |
| NP-32 | 76鍵 | E0~G6 | 搭載 |
まず1番の違いはNP-32の方が鍵盤の数が多い事です。
そしてNP-32は、鍵盤のタッチが低音部は重くて高音部に行くほど軽くなる「グレードソフトタッチ」という機能が搭載されています。
カラー展開はどちらの機種もホワイトとブラックの2色展開です。
piaggero(ピアジェーロ)NP-12 ホワイト
piaggero(ピアジェーロ)NP-12 ブラック
色は娘が選びましたが「黒もかっこいいなぁ…」って悩んでました。
piaggero(ピアジェーロ)NP-32 ホワイト
鍵盤が76鍵あると弾ける曲のバリエーションが増えますね!
piaggero(ピアジェーロ)NP-32 ブラック
なぜ我が家がNP-12を選んだかというと、1番は値段です。
我が家が購入した時点で2つの機種の値段には1万円の差がありました。
それから娘が弾いている曲を確認したところ、しばらくは61鍵盤で対応できることが分かったのと、我が家の場合はメインで電子ピアノを使用するのでグレードソフトタッチについても重要視しませんでした。
ヤマハ『ピアジェーロ/NP-12』の紹介

↑キーボードが到着して嬉しそうな息子。
ここからは、ピアジェ―ロNP-12の内容や機能を紹介していきます!
ヤマハ『ピアジェーロ/NP-12』を開封

箱はこんな感じ。

わくわくしますね~!

↑写真とって~!と入ってくる息子。電子ピアノは姉のでキーボードは自分の、と思っていたらしいです。

- 本体
- 譜面台
- 説明書
- 電源アダプター
と、いたってシンプルですね。

電源アダプター。

電源アダプターの中身。
単体でも売っています。
電源アダプターではなく、電池(単3電池6本)を使うことも可能です。

譜面台を立てるとこのようになります。

操作パネルはこんな感じ。私好みなシンプルみ!

↑ホコリをふきふきする息子。ありがとう。
今回スタンドは購入しなかったのですが、テーブルに置いて弾くと位置が高すぎるし、床だと弾きづらい事に気づきました。
実家に移動させた後良い置き場所が無かったらスタンドを購入しようと思っています。
また、移動する頻度が多い場合はこちらのNP-12サイズのケースを使用するとよさそうです。

さっそく弾いて楽しむ息子。(めっちゃ笑顔)
ヤマハ『ピアジェーロ/NP-12』の機能

ピアジェーロの機能を紹介していきます。
私はあれこれ機能の多いキーボードよりもシンプルなものが好きなので機能面ははなからそんなに重視せず購入しましたが確認するとちゃんと基本をおさえつつ、細かい設定もできることが分かりました。
まず基本的な機能として
- 音量調整
- メトロノーム
はついていますね。
そして
- 音色を変える(10種類)
- 音色のデモ曲を流す(10曲)
という機能もあります。
| 音色 | 音色デモ曲 |
| ピアノ1 | オリジナル |
| ピアノ2 | オリジナル |
| エレクトリックピアノ1 | オリジナル |
| エレクトリックピアノ2 | オリジナル |
| オルガン1 | オリジナル |
| オルガン2 | オリジナル |
| ストリングス | オリジナル |
| ビブラフォン | オリジナル |
| ハープシコード1 | ガボット(J.S.バッハ) |
| ハープシコード2 | インベンション第1番(J.S.バッハ) |
音色のデモ曲以外にも
- ピアノのデモ曲を流す(10曲)
事も可能。
| 曲名 | 作曲者 |
| インベンション第1番 | J.S.バッハ |
| 前奏曲(平均律第1巻第1番) | J.S.バッハ |
| かっこう | L-C.ダカン |
| トルコ行進曲 | W.A.モーツァルト |
| リトル・セレナーデ | J.ハイドン |
| エコセーズ | L.v.ベートーヴェン |
| 楽興の時 第3番 | F.P.シューベルト |
| ワルツ 第9番 告別 | F.F.ショパン |
| 楽しき農夫 | R.シューマン |
| 貴婦人の乗馬 | J.F.ブルグミュラー |
そして、
- 演奏を録音・再生
- PC・iPhone・iPadなどのデバイスに接続
- ヘッドフォン・オーディオ機器を接続
- フットスイッチ・フットペダル接続
なども可能です。
フットスイッチ
フットペダル
また、好みに合わせて変えられる設定は以下です。
- オクターブシフト
- リバーブ深さ
- トランスポーズ
- リバーブタイプ
- チューニング
- タッチ感度
- 設定お知らせ音
- オートパワーオフ
操作パネルのボタンが少ないけどどうやってこんな細かい設定をするの??
と思ったら、鍵盤を使用して設定できるようです。
『ピアジェーロ/NP-12』を購入した感想

ピアジェーロを使った私の感想ですが、キーボードとしては十分なタッチ感だと思いました。
これまで触ったことのあったキーボード(1万円以下)のタッチ感よりも弾きやすくて触り心地がよいです。
どんなキーボードを使ったことがあるかで意見は変わりそうですが、私にとってはこれまで触ったキーボードの中では一番良かったです。
あと、強く弾けば大きい音が出て弱く弾けば小さな音が出る「タッチレスポンス機能」が良い!
娘がハロウィンパーティでピアノを披露した時もちゃんと強弱が表現されているのが分かりました。
あと、ピアノを習っていない息子が弾いて遊んでいましたが、弾く力が弱いのでキーボードがちょうどよさそうでした。
これからキーボードを買おうか迷っている方やピアジェーロが気になっている方の参考になっていればうれしいです。
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