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こんなピアノの先生だったら信頼できる!3つのポイント

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現在年長の娘はピアノを習い始めて2年がたちましたが、その間に2人の先生にお世話になりました。

この2人の先生、個人のピアノ教室の先生ということは一緒ですが全くタイプが異なりました。

私はたった2人の先生と関わり、たった2年間娘を教室に通わせただけの母親です。

でもこの2年間、ただ送り迎えをしていたわけではありません。

どうしたら娘が娘らしく伸びるかを考えたり本を読んだりして娘を横で見守ってきました。

 

そんな私の現時点での先生選びの結論を先にお伝えすると……

  • ピアノ講師の仕事と生徒を愛している
  • 子ども達をその子らしく伸ばそうと思っている
  • 親へ媚びるんじゃなくてむしろ指導するくらいの気持ちがある

この3つを満たす先生が良いと思いました。

 

ちなみに私は娘をピアニストにしたいと思っているわけではありません。

今娘がピアノを弾いていて楽しい事が何より大事。

そして、ピアノが娘の人生に寄り添える一生モノの趣味・特技になってくれれば良いなと思ってサポートしています。

似たような方針をお持ちの方はぜひ読んでいってください!

二人の先生について

我が家がお世話になった2人の先生の違いを簡単に書くと

  1. 真面目でシステマティックだけど融通が利かない先生
  2. ユーモアがあって柔軟だけど仕組みは古風なベテランの先生

という感じです。

すみませんが、現時点で2人目の先生が良いとはっきり思ってしまっているので、中立な立場での文章にはなっていないと思いますが、正直な気持ちをそのまま書いています。

真面目でシステマティックだけど融通が利かない先生

最初の1年は、穏やかだけどレッスン中にちょっとピリっとした空気も漂わせる真面目な先生のもとで練習していました。

レッスン時間は35分で6,500円。レベルが上がると料金も上がります。

レッスンは基本的には週1回で時々休みの日もありました。

お金のやり取りは銀行からの自動引き落とし。

練習の振り替えもアプリでスムーズだし、お知らせはLINEで送られてきました。

 

習いたての時に使っていた教材から順番に並べるとこんな感じです。

まずこちら。

遊びながらピアノに触れていました。

ピアノの楽譜『ミッフィーのぴあの絵本』が幼児にぴったりで感動!4才娘がピアノ教室に通い始めて、大げさじゃなく感動した楽譜「ミッフィーのぴあの絵本」。シリーズの紹介や、私が感動してしまった理由をまとめました。「ミッフィーのぴあの絵本」をオススメしたい方や我が家の子供たちの様子も書いています。...

 

それと並行してこちらの楽譜も使っていました。

レッスンの最後の10分でワークもやっていました。

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宿題になる事もありました。

この2冊の楽譜、知っている曲だから弾きやすく娘はとても気に入っていました。

※しかし「知っている曲」がネックで後に譜読み苦手問題につながります……後述します。

 

あとはテクニックを鍛えるバーナム。

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このピアノ教室では生徒のレベル別に使う教本が決まっているので、生徒ごとに合った教本を使うなどの配慮はありませんでした。

1年通わせた感想ですが、支払いやレッスンの振り替えなどがシステマティックで親としては便利でした。

でも、レベルアップの仕組みまで固定化されているのは生徒の個性を伸ばすという点において柔軟性に欠けていたかなと思います。

思い返すと、固定化された仕組みの中にいたことで私はだんだん思考停止していってました。

レッスンの流れががっちり決まっていて、練習するべき曲も完全に指定されていて、この先使う教本も決まっている状態では、与えられたことをこなす以外のことをしないし考えません。

最後の何か月かは娘のレベルがそんなに上がっていない事にも気づかずルーティン的に通わせていたわけです。

教本が「知っている曲」だったから簡単に弾けて、娘は1年間楽しく過ごせました。

娘はこの先生のことが大好きだったし、私も良い先生だなとその時は思っていました。

何もなければそのまま継続していたのですが、先生が引っ越すとのことで辞めることになりました。

ユーモアがあって柔軟だけど仕組みは古風なベテランの先生

次に通うことになった教室の先生は、保育園の先生みたいに明るくて優しくて、子供に寄り添えるベテランの先生でした。

この先生は生徒の言動に合わせつつ自作のアイテムや話術を使って音楽を楽しむレッスンを行います。

私が幼い頃ピアノを習っていた時には最初の教室の雰囲気だったので全く疑問にも思わず、優しいなぁなんて思ってました。

が、次の先生を知るとなんで最初の教室に入れちゃったんだろうって思います。

こちらの教室のレッスン時間は30分で7,000円。

何歳になってもレベルが上がっても、全員同じ料金です。

基本的には週1回ですがたまに休みの日もあります。

お金のやり取りは月謝袋に現金を入れて手渡しです。

練習の振り替えは先生との相談で決めます。

最初の先生と比べると結構昔ながらなシステムですが、お知らせはLINEで来ます。

 

ビックリなのは、練習した曲や取り組んだワークは写真や動画で送ると添削してくれる事です。

一時期毎日ワークとソルフェージュのリズム打ちを撮影して送ってフィードバックをもらっていました。

私の質問にも親身になって答えてくれたり、大事な相談の時には電話で1時間とか話したこともあります。

もう、とにかく手厚い!

 

そして、娘はこの教室に移ってから爆伸びしました。

先生があれこれ提案をしてくれて、今使っている教本はこちらです↓

バーナムは前の教室でも使っていましたが、前のレベルの物が終わったのでこちらを使っています。

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教室が変わってすぐの時によく弾いていたのがこちら。

並行して弾いている最近のお気に入りがギロック。

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こちらの楽譜は子どもの教本特有の幼稚さを全く感じなくてとても良いです。

 

家でやっているワークはこちら↓

1は終わったので今2をやっています。

ワークブームの時にたくさんやって、ブームが去るといったん放置。

またできそうならやるというのを繰り返しています。

先生に用意してもらったものですが、宿題ということではないのでやった時に見せています。

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こちらのソルフェージュの教本も、レッスンで使ったり家でやって動画で送るなどして使っています。

 

そしてこの先生のレッスンを受けてすぐに「お耳はいいけど、譜読みが苦手ですね。」と言われました。

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譜読みが苦手になってしまった原因

そう。

娘は譜読みが苦手で耳に頼ろうとしてしまいます。

半年くらい前までは新しい曲をやる前に

たま
たま
先にYouTubeで聴きたい。
たま
たま
これどうやって弾くの?

とよく言ってました。

 

元々譜読みが苦手なタイプだった可能性もありますが、今の教室の先生の話を聞いていると、どうも前の先生の方針のせいもあるような気がしてなりません。

前の先生は童謡などの有名な曲の楽譜をメインで使用していました。

その為娘は楽譜を読むのは一部分だけで、なんとなく耳コピで弾けてしまっていたようなのです。

それを1年やってしまったために譜読みの力がちゃんと伸びませんでした。

今の先生は、譜読みの力を伸ばすために知っている曲の楽譜は基本使わないそうです。

最近はだいぶ楽譜を自分で読むようになりましたが、いまだに二分音符と四分音符を間違えたりしている状況です。

ここで浮かぶのは

いおり
いおり
前の先生はなぜ譜読みのことを言ってくれなかったんだろう?

という疑問です。

好きな曲を弾くのは楽しいけれど

娘は前の先生と過ごした1年もとても楽しんでいました。

それは主に知ってる曲を弾いていたからです。

今もその楽譜のシリーズは好きなので、教室では使わないけど購入して家で楽しんでいます。

前の教室の先生は教本以外にも娘が弾きたい曲を弾かせてくれていました。

私は自分がピアノを習っていた時のレッスンがつまらなかった記憶があるので

いおり
いおり
つまらない教本をやるより弾きたい曲を練習すればいいんじゃない?

と思っていました。

だからその時の考えでは、希望通りの先生だったし娘が楽しそうなんだからそれでいいと思っていました。

でも勘違いしちゃいけないのは、私は小さい時にピアノを習っていただけのただの素人ってことです。

ピアノを習う子どものためにどんな曲を弾くのが良いかなんて、私の浅い知識じゃ判断できません。

好きな曲を弾かせるにしても、「今のレベルに合った曲」や「弾いて伸びる曲」と合致させることは可能だと今の先生の選曲を見ていて気づきました。

 

親へ媚びず指導してくれる先生はありがたい

今の先生はベテランの先生ということもあり、私にも遠慮なく指導をしてくれます。

通い始めてすぐの頃、先生はすごく娘を観察しているように見えました。

「娘ちゃんはお耳はいいんだけどそれに頼っちゃって譜読みが苦手です。」

「これとこれの音源を聞かせてどっちが好きか聞いてみてくれますか?」

「ママもしかして先に弾いてあげてる?それはしないほうがいいからね。」

ってあれこれ話してくれたりアドバイスをくれたり。

何だか私まで生徒になったような気分で、安心感があります。

 

前の先生は私と同年代だったというのもあって遠慮があったのかもしれません。

私が何か言うとその通りになりそうな雰囲気がありました。

たとえば前の先生の時の発表会の曲決めでも、娘がすっごく簡単な曲を選んで私がそれを先生に伝えたらすんなり承諾されました。

いおり
いおり
ちょっと簡単すぎない?2ヶ月もこれ練習するの……?

とは思ったものの先生がいいって言ってるんだからいいかと納得させました。

 

でも今の先生に娘の希望の曲を伝えると

「それよりもこっちの曲の方が伸びると思います。」

といくつか別の曲を提案してくれました。

娘が嫌がる曲もある中で

たま
たま
弾きたい!

と言った一曲を練習し始めたのを皮切りに娘が爆伸びし始めました。

「思ったよりすぐ弾けるようになっちゃったのでこっちも試しに練習してみましょう。」

というのを3回も繰り返し、発表会のために計4曲練習しました。

最終的にはその中から2曲娘が選んだのですが、この時の選曲に先生がかなりこだわってくれたのは何回も時間をかけてしたやり取りから伝わってきました。

 

【まとめ】ピアノ講師の仕事と生徒への愛があるか

それではまとめに入っていきます。

聞くところによると、今の先生はピアノ講師向けのセミナーに行ったり、エレクトーンのレッスンも受けているそうです。

レッスンにはあらゆるアイテムを使っていて、それらは先生が自作しています。

先生は楽しそうに話してくれますが、休日もピアノ講師の仕事のために使っていることがひしひしと伝わってきます。

最初、本当に驚きました。

 

それに、時々他の生徒さんと話しているのを目撃すると、子どもたちにすごく好かれているのが分かります。(親にも好かれてる。)

発表会の時には演奏を終えた子どもたちが舞台袖にいる先生の元にニコニコして戻っていく姿がとても印象的でした。

過去に通ってた高校生の生徒さんが駆け付けて感動的な瞬間もあったりして。

いおり
いおり
胸熱がとまりませんでした。

 

とにかくあらゆる場面でピアノ講師という職業への熱と愛が伝わってくる!

そう!愛です!

※大真面目に言ってます。

記事の最初にも書きましたが、

  • ピアノ講師の仕事と生徒を愛している
  • 子ども達をその子らしく伸ばそうと思っている
  • 親へ媚びるんじゃなくてむしろ指導するくらいの気持ちがある

この3点が今の先生を信頼できる大きな理由になっていますし、とてもありがたいと感じています。

 

この記事を読んでくださった方が、もしこれからピアノのレッスンの体験に行くようなことがあったら、先生の愛がどこに向けられているかよくよく観察してみてくださいね!

 

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いおり
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最後まで読んでいただきありがとうございました!